シワの原因は紫外線にあり!美肌を保つ紫外線ケアとは?
シワは年齢を重ねると必然的に出てしまうもの…と思ってあきらめている人も多いかもしれません。しかし、年齢によるシワよりも実は深刻なのが、蓄積された紫外線ダメージによるシワなんです。
シワができる原因を知れば、シワの悩みが軽減されるかもしれませんよ。
シワは年齢を重ねると必然的に出てしまうもの…と思ってあきらめている人も多いかもしれません。しかし、年齢によるシワよりも実は深刻なのが、蓄積された紫外線ダメージによるシワなんです。
シワができる原因を知れば、シワの悩みが軽減されるかもしれませんよ。
紫外線でシワが増えるメカニズム
なぜ紫外線がシワの原因になるかをしらない人は、意外と多いかも。紫外線は、ハリをつくるエラスチンやコラーゲンを分解してしまう酵素を生み出したり、シワが目立つような乾燥肌にしたりという影響をもたらすことが知られています。
こうした紫外線によるシワの発生を「光老化」と呼ぶんです。
光老化とは
「光老化」とは、紫外線によって起こる肌の老化現象のことをいいます。紫外線はメラニン色素を増やしシミやそばかすを招くとともに、ある酵素を発生させてしまうんです。
その酵素こそが、「ゼラチナーゼ」。これは肌の表皮でダメージを引き起こす酵素であるとともに、真皮のコラーゲンを変性させてしまう酵素。つまり、シワの発生率を高めてしまう酵素なんです!
加齢による老化との違い
光老化は紫外線を長時間浴びることで起こるものであり、表皮にとどまらず真皮の深い部分にまでダメージをもたらすうえ、細胞の酸化をひき起こしたり、コラーゲンを変性させたりもします。それに対して加齢による肌老化は、新陳代謝が衰えたり、細胞を生成する力が弱まるためうるおいを維持できなくなることで起こります。
実は、肌の老化は8割が光老化によるものだと言われているんです。
光老化を招く紫外線とは
紫外線にはUV-AとUV-Bという2種類があり、波長に違いがあります。それぞれに対する紫外線ケアも異なるため、正しく紫外線についての知識を得ることが美肌づくりのポイント!
光老化を招く紫外線には、どのような特徴があるのでしょうか。
シワを招くのは主にUV-A
UV-AもUV-Bも、どちらも光老化に関わるもの。UV-Bは肌の浅いところに影響を及ぼす波長のため、シミやそばかすに悩む人は気にしておいたほうが良いでしょう。
シワの原因となるのは、特にUV-Aです。UV-Aは真皮にまで到達する波長なので、シワも肌にくっきり刻まれることになります。コラーゲンやエラスチンといった、肌のハリを保つための成分にもダメージを与えてしまうので、たるみの原因にもなります。
1日に浴びる紫外線の量
多くの人は、紫外線と聞くと「じりじり日焼けするほど日光に当たっていないから大丈夫」と思っているかもしれません。しかし、日光にまったく当たらない生活をしている人はあまりいないでしょう。
時間にしてみると5分、10分という短時間の積み重ねでも、1日に浴びた紫外線の量をトータルで見ると、おおよそ2時間近くの量にものぼるという計算になります。
紫外線によるシワを防ぐためのケア
紫外線によるシワを防ぐには、デイリーケアがとっても大切!しかし、ケアの仕方を間違っていると効果的な対策が得られないばかりか、むしろ逆効果を招くことにもなりかねません。
日焼け対策をしっかりと
よく勘違いしがちなのが、「紫外線対策は夏場の晴れた日にだけしておけばいい」というもの。しかし実は紫外線は、季節や天候に関係なく降り注いでいます。
シワを防ぐためには、季節や天候に関係なく日常的に日焼け対策をすることが大切。帽子や日傘を活用したり、日焼け止め効果のある化粧品を使うなどして、入念に対策しましょう!
効果が期待できる化粧品
紫外線によるシワを防ぐ効果が期待できる化粧品は、肌のハリを保つ成分に関わる成分が入っているものがおすすめです。
コラーゲンやヒアルロン酸もたしかに美肌には効果的なのですが、これらは外から取り入れようとすると難しい成分。そのため、肌の細胞を活性化させて、体内でそういった美肌成分をつくりやすくするような作用のある成分が入ったものを選ぶのが良いでしょう。
紫外線によるシワ対策をしっかり行おう!
必ずしも肌の老化は年齢によるものとあきらめる必要はありません。紫外線による要因が大きいのなら、今からでも紫外線ダメージをケアして、今後浴びる紫外線の量に気をつければ良いだけのこと!
衰え知らずの美肌をつくるためにも、しっかりとケアをしていきましょう♫