冬の紫外線対策の必要性について

冬の紫外線対策の必要性について

紫外線は目で見ることのできない不可視光線で、人体の影響の面から見ると、日焼けの原因になるものです。夏に日焼け対策をするのは常識とされていますが、実は冬の紫外線対策もとっても大切なのです。

紫外線は目で見ることのできない不可視光線で、人体の影響の面から見ると、日焼けの原因になるものです。夏に日焼け対策をするのは常識とされていますが、実は冬の紫外線対策もとっても大切なのです。

【紫外線の種類とその影響】


紫外線は、波長の長さによって3つの種類に分けられます。
via pixta.jp

UV-A UV-Aは最も多く


UV-Aは最も多く地表に届いている光線ですが、短時間では肌に与える影響は少なくなっています。しかし、長時間当たり続けると、肌を褐色に変えてしまうなどの影響を及ぼします。また、UV-Aのダメージはどんどん蓄積するという性質があるため、長期的に見ると、しわやたるみの原因になる場合もあります。

UV-B


UV-Bはオゾン層によって遮られるため、地表に届く量はごく僅かとされてしまいましたが、オゾン層の破壊が進んでいる現在では、オゾン層の変化に1番影響を受けやすい光線とされています。UV-Bは浴び続けると皮膚に炎症を起こしてしまう可能性があるとされています。

UV-C


UV-Cはオゾン層によって完全に遮断され、地上に届くことはない光線です。しかし、もし浴びてしまった場合に人体に与える影響は甚大で、角膜炎や皮膚がんを引き起こす可能性がある危険な光線とされています。

【季節による紫外線の変動って?】


紫外線は物質に対して透過しやすい性質を持っているため、雲やガラス窓などで遮ることはできません。そのため、365日、天気に関係なく地表に降り注いでいます。

年間の紫外線量を見てみると、紫外線量が増大するのは5月から8月にかけてで、7月、8月をピークに少しずつ減少していきます。しかし、ピークを超えた9月から10月の間も、初夏とほとんど変わらない紫外線が降り注いでおり、油断はできません。

11月から2月までは比較的紫外線量が少ない季節ですが、少なくない紫外線、特にUV-Aは季節問わず常に地表に降り注いでいます。また、スキーなどのウィンタースポーツを楽しむ方は特に注意が必要です。なぜなら、ゲレンデに降り注ぐ紫外線量は、その標高の高さから真夏の紫外線量と変わらないとされているからです。

このように、紫外線は季節によって多少の変動はありますが、季節問わず紫外線ケアが必要であることがわかります。

【冬の紫外線が与える影響】


前述の通り、秋から冬にかけて紫外線の量は段々と減少していきます。しかし、紫外線の量とは別の面から見てみると、秋、冬の紫外線ケアが大切なことがよりよくわかります。

1つ目は太陽の角度です。真夏の太陽は真上から私達を照らしていますが、冬が近づくにつれて斜めから日差しが当たるようになります。そのため、夏は鼻や額に集中していた紫外線が、顔の全面に当たるようになるため、顔全体に紫外線のダメージが蓄積されやすくなることになります。

そして2つ目は乾燥です。冬になると空気が乾燥し、肌の乾燥で悩む方が増えます。肌が乾燥するということは肌のバリア機能が低下するということです。肌のバリア機能が低下しているところに紫外線を浴びると、より大きなダメージを受けやすくなってしまいます。

このように、紫外線量が少なくなったとしても、冬になったからこそ、紫外線ケアが必要になってくる場合もあるのです。

【冬だからこそしたい紫外線対策方法】

日焼け止め


真夏と同じように、冬にも日焼け止めを塗ることをおすすめします。夏にはSPFやPAの数値が高いものを選びますが、冬の場合は数値の低いものを選ぶようにしましょう。SPFやPAの数値の高いものは、効果が高い代わりに乾燥しやすく、肌へのダメージも大きくなってしまいます。冬は季節的にも乾燥しやすく、肌のバリア機能が低下しやすい時期なので、肌に余計な負担のかからないものを選ぶようにしましょう。

保湿


冬は乾燥による肌トラブルが起こりやすいため、保湿に力を入れる人が多い季節です。その保湿は実は紫外線対策にも大きく役立ちます。

前述の通り、肌のバリア機能の乱れは紫外線の影響を大きくしてしまいます。しっかりと保湿をして、肌の調子を整えておくことにより、肌のバリア機能をアップさせて、紫外線の影響を受けにくいお肌を作っていきましょう。

サングラスや日傘


サングラスや日傘は夏だけのアイテムではありません。冬にも用いることで、夏と同じ様に徹底した紫外線対策をすることができます。

また、雪が多い地域やウィンタースポーツを楽しむ方は、地面からの照り返しの紫外線にも注意が必要です。アイテムを使用しても日焼け止めを塗るのを怠ると隙ができてしまいます。紫外線対策のアイテムは日焼け止めをきちんと塗った上で、よりその効果を高めるために使用するようにしましょう。

冬の紫外線は、すぐに見た目に影響を与えるわけではありませんが、確実にダメージを蓄積していきます。気づいたら肌がシミだらけになっていたということがないように、年間通して紫外線対策を行うようにしましょう。
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