
夜のスキンケアはもうやめた!洗顔のみでうるツヤ肌になれる!?
目次
スキンケアが肌トラブルを招く!?
いつも使っているスキンケア化粧品の成分表を見てください。いろんな成分が入っていますよね。5種類?10種類?それ以上かも。
「スキンケアの基本の化粧水、美容液、乳液しか使ってないよ」という人だって、3つを合わせたらお肌につけている成分の種類はかなり多くなると思いませんか?
化粧水をつけると肌は弱くなる
ところが、角質層に含まれている水分とは異なる、化粧水のいわゆる「疑似水分」を補充すると角質層のきめ細かい構造が崩れます。その結果、お肌の保湿機能が乱れて肌は弱くなってしまうんですね。
化粧水をつければつけるほど肌は弱くなっていき、角質層の機能が落ちるとますます乾燥するという悪循環にはまります。
界面活性剤がトラブルのもと
ほとんどの製品には界面活性剤が入っているはず。界面活性剤は本来混ざり合わないはずの油と水を変質させてなじませて乳化させる物質で、便利な反面、長時間つけていると、お肌のバリア機能の皮脂膜がどんどん薄くなっていってバリア機能が失われます。
すると、お肌はバリアの働きを強めないと!
とがんばって皮脂をバンバン分泌します。その結果、皮脂が多くなって毛穴が詰まったり、ニキビや吹き出物が増えたりするんですね。界面活性剤だけでなく、香料や着色料などの添加物も当然お肌にはよくありません。
何も足さない美容法
最近、美容家たちの間で話題になっている、肌本来のパワーを引き出して健康的で潤いのあるツヤ肌に戻そうという美容法です。何もしない、何も足さない美容法、それが「肌断食」。お肌の機能を回復させることで、健康なお肌に戻します。
夜は洗顔のみでOK
1日中何もつけないのがベストだけど、仕事があるからメイクしないわけにはいかない、という人は夜だけでOK。朝は洗顔後にいつも通りのケアをしてメイクできます。
こんな人には肌断食が向かない
肌断食をすると、長期的に見れば肌がストレスに強くなって健康的になっていくけれど、始めた当初は好転反応といって、肌が乾燥したり、ニキビや吹き出物が出たりすることがあります。
ですから、アトピーなどの皮膚疾患のある人や極度の乾燥肌、敏感肌の人にはおすすめしません。皮膚疾患のある人は、肌断食をする場合はかかりつけの医師に相談してくださいね。
化粧品が原因で乾燥肌、敏感肌になっている人には肌断食がおすすめですが、生まれつき肌が弱い人は、週末だけのゆるゆる肌断食がおすすめ。
肌断食の手順
界面活性剤が含まれていない無添加の洗顔剤を使うのがベターですよ。最初は肌がつっぱるけれど、天然の保湿成分である皮脂が適度に分泌されて、お肌をガードしてくれます。
どうしても乾燥が気になる時は、無理をせずに気になる部分にワセリンを少量つけて、油分を補いましょう。お肌の表面に保護膜を作って水分の蒸発を防いでくれますよ。
どのくらいの期間で効果が表れる?
でも、加齢やストレス、生活習慣などでお肌がお疲れ気味の人は、効果を感じられるまで数週間から数カ月かかるかもしれません。
最初の1、2ヶ月は好転反応が起こります。乾燥、ごわつき、ニキビなどの症状が起きても、それはお肌が本来の機能を回復するために起こる肌トラブルで、一時的なもの。
これまでに行っていたケアがお肌に与えていた負担、ストレスが表面に現れるのです。ですが、万が一2ヶ月過ぎても肌トラブルが収まらない場合は、肌断食を中止して皮膚科に相談してくださいね。