
スキンケアで人気【美白美容液】効果は?選ぶポイントは?
目次
スキンケアで重要な美白。シミやくすみのない透明感のある肌へと導いてくれる「美白美容液」が人気です。
美白美容液を使うとどんな効果が得られるの?
一口に美白といいますが、美白美容液はどのような役割を果たしてくれるのでしょうか。美白という言葉から肌を白くする効果があるように思う方も多いのですが、美白美容液の主な役割は次の3つです。
シミを予防すること
1つ目は、「シミを予防すること」です。
紫外線を浴びると、体内でメラニンが作り出されます。このメラニンがシミの原因になることは、皆さんよくご存じのことでしょう。しかしある程度の時間を経て体外に排出されるので、メラニンができたからといって、すぐにシミとなるわけではありません。
しかし、ターンオーバー周期がうまく機能しないなどの原因で、メラニンが体外に排出されないと、シミへとつながってしまいます。このため、メラニンを作り出すのを抑える美容成分が処方されています。
シミを改善すること
2つ目は、できてしまった「シミを改善すること」です。これ以上メラニン色素を増やさないように発生を抑制させる成分や、メラニン色素を薄くする成分などが配合されています。
肌のくすみを解消すること
3つ目は、「肌のくすみを解消すること」です。
紫外線による刺激や乾燥で肌がダメージを受けると、肌のキメが整わなくなります。キメが整わないと肌の表面に細かなでこぼこができて光が乱反射し、肌がくすんでみえるのです。美容液には肌のキメを整える成分や保湿成分も配合されていますから、肌のキメが整い弾力を取り戻すことで、ベールを剥がしたような明るい肌へと導いてくれます。
美白美容液は値段が高い方が効果があるの?
確かに、高価な美白美容液には「希少で高価な美容成分が使われている」「美容成分を高濃度に配合している」「研究開発に何年もかかっている」など、それなりの理由があります。納得のいく理由があれば、試してみる価値はあるでしょう。
しかし、安価な美白美容液は効果が低いというわけではありません。大切なのは、自分にとって必要な成分が配合されているかどうかです。
たとえば50代以上の女性向けのエイジングケア用美白美容液は、20代、30代の女性には向いていません。エイジングケア用美白美容液には、美白成分に加え、エイジングケア成分も配合されているからです。
このため高価になることが多いのですが、若い方には不要です。低価格の美白美容液でも十分に満足感が得られます。せっかく高いお金を払って購入しても、自分には不要な成分が入っているのなら、その成分の効果は期待できませんから、その分お金が無駄になってしまいます。
美白が目的であれば、美白成分だけが入っているものを選びましょう。プチプラの美白美容液でもコストパフォーマンスがよい製品はたくさんあります。
年代別、美白美容液の選び方
美白と年齢は深い関係にあります。若ければ少しぐらい日焼けしても、肌のターンオーバーでメラニンが体外に排出されるのでシミができにくいのですが、年齢を重ねるとともにシミやしわ、乾燥といった症状がはっきりと現れてきます。
シミやしわは紫外線だけでなく、乾燥、ストレスなど様々な要因でも起こります。このため、自分の年齢にぴったりの美白美容液を選ぶことが、十分な効果を得るためのコツなのです。
【20代】美白美容液の選びのポイント
20代はまだ若いですから、色素沈着を防ぎシミを予防するための美白美容液を選びましょう。そのためにはメラニンの生成を抑えると同時に、ターンオーバーでしっかりとメラニンを排出させる必要があります。メラニンの生成を抑える成分や排出を促す成分が処方されているものを選ぶのがポイントです。
【30~40代】美白美容液の選びのポイント
30代くらいから肌の乾燥が気になり始めます。このため美白と同時に、「保湿効果」もあるものを選びましょう
【50代】美白美容液の選びのポイント
50代に入ると女性ホルモンが減少します。これに伴って肌の皮脂や保湿成分も減っていくので、肌の張り、艶がなくなっていくのです。このため、エイジングケアを重視した美白美容液を選ぶことが大切です。
また保湿成分の「セラミド」はうるおいを与えるだけでなく、紫外線などの刺激から肌を守ってくれます。セラミドにも注目しつつ、エイジングサインに有効な成分が配合されているものを選びましょう。
美白美容液はシミを防ぎ、できてしまったシミを目立たなくさせつつ、肌のくすみを解消してくれるスキンケアアイテムです。シミを気にされる方も多いのですが、肌のくすみをなくすことも美肌を実現するための重要な条件しなります。肌がくすむと顔色が悪くみえたり、実年齢より老けて見えたりる原因となるからです。
若々しい素肌を保つために、年代に合わせた美白美容液で日々のお手入れをされてはいかがでしょうか。