
自宅で簡単!ダメージヘアのお手入れ方法とは?
自宅でできるダメージヘアのお手入れ方法
乾燥する季節になると髪の毛のパサつきが気になります。髪の毛は女性にとって大切なパーツなので、メイクがしっかりしていても、ダメージヘアがあると台無しです。綺麗な髪の毛を手にいれるためには、毎日のお手入れが重要になります。正しいヘアケアを行うことで、ダメージヘアから美髪になることができるでしょう。
髪が乱れている際などはブラッシングを行うだけで髪がサラサラになりますが、普段なにげなく行なっているブラッシングも、実はダメージヘアのお手入れに重要なポイント。毎日のお手入れで使うブラシは、髪の絡みを取ってくれるだけでなく頭皮のマッサージにもなる大切なアイテムです。
ブラシの中には硬さや大きさの種類があり、好みや自分の髪の特徴に合わせて選ぶことで、お手入れの質が上がります。最近ではパドルブラシが人気になってきており、ブラシ部分の根元がクッション性に優れているため頭皮や髪にかかるダメージを減らしてくれるでしょう。頭皮のマッサージもできるため、抜け毛予防や育毛にも効果が期待でき、女性だけでなく男性にも使いやすいブラシです。
そして、ダメージヘアのお手入れをするなら、正しいブラッシング方法を覚えておく必要があります。髪の根元から優しく毛先に向かってとかし、額の生え際から後頭部に向かって髪全体をブラッシングします。最後は髪と頭皮全体を優しくマッサージしましょう。
ブラッシングをするタイミングは、髪の絡みや乱れが気になった時。特にお風呂に入る前にブラッシングを行うことで、その日についたゴミやホコリなどの余計な汚れを落とすことができます。そのあとシャンプーを使った洗髪をすることで、頭皮の汚れを綺麗に落とせるでしょう。
シャンプーを行う際にはダメージヘアを増やさないように行うことも重要。ゴシゴシ汚れを落とすのではなく、優しく泡で洗うようなイメージで行いましょう。ブラッシング後に、まずはぬるま湯で軽く髪を洗い流し、ホコリなどの汚れを落とします。
シャンプーを泡立てる際は、手の上で泡だて髪の生え際から後ろに向かって洗いましょう。指の腹で頭皮をマッサージするようにシャンプーをすることで健康な髪を目指せます。最後に38度~40度のお湯でしっかりと洗い流しましょう。
ダメージヘアが気になる方は、トリートメントも使用するのがおすすめです。トリートメントもコンディショナーと同様に生え際から後頭部へなじませ、しっかり洗い流します。ヘアダメージは毛先に多く見られますが、髪の内側までしっかりケアをしてあげることが重要なポイントでしょう。
髪が濡れているのは、乾燥しているときより傷みやすく枝毛や切れ毛になりやすい状態です。そのため、髪を乾燥させるためにはタオルでゴシゴシ拭きあげるのではなく、叩きながら優しくタオルドライを行いましょう。濡れている髪をこすってしまうと、摩擦でダメージヘアの原因になってしまいます。正しいお手入れを行なっていても、タオルドライでダメージを受けないように注意が必要です。
洗ったばかりの髪をとかす際は、いつものブラッシングより優しくとかすことを心がけましょう。強くブラッシングをしてしまうと、枝毛や切れ毛といったダメージヘアの原因になってしまいます。最後に髪の根元から乾かすことで、雑菌の繁殖を防ぐことができるでしょう。
ダメージヘアにならないために気をつけたいポイント
肌は傷ついたら自然治癒しますが、髪の毛は放っておいても治ることはないため、紫外線や摩擦などのダメージはカットするまで全てダメージヘアとして髪の毛に残り続けます。ダメージヘアを根本から治すためにはカットすることも重要なポイントでしょう。
近年海外セレブの中で流行になっているノープーとは、シャンプーを使わずにお湯だけで洗うことを言いますが、シャンプーを使用しないことで髪にかかるダメージを減らすことはできますが、全ての汚れを洗い流せるわけではありません。
シャワーで落とせる汚れは、ホコリや汗などと皮脂が混ざった新しい汚れだけで、今までの酸化した皮脂や脂溶性の汚れはシャンプーを使うことで落とすことが可能です。また、シャンプーを使わないことで皮脂汚れが落としきれず、頭皮匂いの原因になるでしょう。ダメージヘアを改善したい場合は、ノープーはおすすめできません。