
どうして髪は傷むの?ダメージヘアになる原因と対策
目次
どうしてこのように髪が傷むのが、原因が分かれば対策もできます。ダメージヘアの原因は大きく分けると5つ。
それは薬品、熱、摩擦、紫外線で、ヘアケアです。
カラーやパーマで使われる薬品
内部に薬液を入れ込むためには、髪の表面にあるキューティクルなどの保護層を開かせる必要があるんです。
そのためにたんぱく質を溶かすアルカリ剤が入っています。
カラーやパーマを行った後、キューティクルなどが閉じるアフターケアを行えば問題ないけど、しっかりとアフターケアを行わないとキューティクルが開きっぱなしに(泣)。
その結果、髪の内部のたんぱく質などが流れ出てしまうため、髪が傷むのです。
頻繁なカラーやパーマは避ける
今は薬品も進歩しているため一度で大きなダメージがとなることは減っています♪
よほど粗悪な薬品を使わない限りは、見た目や触ったときにダメージは感じにくい程度の細微なものです。
でも、短期間に繰り返しカラーやパーマを行うとダメージが蓄積しちゃうんです。
カラーはパーマの後はトリートメントでアフターケアを行い、ある程度間隔をあけるようにしましょう。
ヘアアイロンやドライヤーの熱
そのため、髪が硬くなったりごわついたりする原因に。
洗髪後に髪を乾かす程度であればドライヤーの熱で強いダメージを与えることはありません。
ずっと一カ所に熱風を当ててしまうとやはり熱ダメージが。
ヘアアイロンはドライヤーよりも一カ所に熱が集中しやすいためダメージは受けやすくなりますよ。
ヘアアイロンもドライヤーも一カ所に長時間は避ける
ですが、カラーやパーマの薬品と同じように、小さなダメージが蓄積することでより深刻なダメージになります。
ヘアアイロンを使うときには高温で短時間にまとめるほうがダメージは少ないし、ドライヤーも強い出力で一気に乾かす方が◎。
ドライヤーは一カ所に集中させず、ヘッドを振りながら乾かしましょう。
髪の根元は念入りに乾かし、毛先は軽く乾かせばOKです。
とくに毛先はダメージを受けやすいため、軽めに乾かすだけで問題なしです。
熱を与えない自然乾燥はさらなる傷みの原因になる
でも自然乾燥は髪の内部のたんぱく質や水分がどんどん逃げ出すのでさらに傷む結果に。
また水分がいつまでも髪に残るとかゆみやにおいの原因にもなります(泣)。
洗髪時やタオルドライの際の摩擦
特に髪がぬれているときは摩擦によるダメージが強くなるため注意が必要!
洗髪前にブラッシングを行うと絡みにくくなる
ブラッシングだけで髪や頭皮に付いた汚れが浮き、洗い流しやすくなるメリットもあるんです。
シャンプー前にシャワーでの流水洗いをすると、ゴシゴシと洗わなくても泡立ちがよくなりすっきりと洗いあがります♪
タオルドライは擦らず吸水性が高いタオルで吸い取る
吸水性が高いタオルで吸い取るようにタオルドライを行い、擦るように拭き取ることは最小限にとどめましょう。
日々浴びる紫外線
とくに髪は体の中でも一番紫外線にさらされやすい部分。そのダメージは想像以上に強いですよ。
髪は日焼けや乾燥といった深刻なダメージを受け、スタイリング剤を使っている人は、その成分が紫外線により酸化して髪をより傷めてしまう危険性まであるんです。
帽子や日傘などでしっかりガードを
でも紫外線は一年中降り注いでいます。紫外線が少ないと思われている秋から冬、春についても髪を保護するために帽子を利用しましょう。
スタイリング剤を使った日は一日の終わりにしっかりとオフすることも忘れないように。
酸化してしまったスタイリング剤がいつまでも髪に残っていると、パサつきや痛みの原因になりますよ。
過度なヘアケアはかえってダメージを招く
過度なヘアケアは逆に髪を傷める原因に!髪を健やかに育てるためには頭皮環境が健康であることが必要なんです。
そのためには、適度に皮脂があったほうがよいんです。
過度なヘアケアを行うことで必要な皮脂まで洗い流され、頭皮が乾燥などのダメージを受けると髪も傷んでしまいますよ。
シャンプーは1日に1回合ったものを利用しよう
例えば女性は男性に比べると皮脂の分泌量が少ないため、男性用のシャンプーでは強すぎます。
アミノ酸系シャンプーなど優しい洗浄力のものを試してみて!
原因を減らせばダメージも減る
この原因を減らすことで髪は傷まずに済み、余計なヘアケアをプラスする必要がなくなります。
ダメージケアを行うよりは、ダメージを少なくするように心がけていきましょう。