
自宅でできる簡単なヘアケア!まずは理想的なシャンプー方法を身につけよう
自宅でできる簡単なヘアケアの基本は、毎日の洗髪にあります。季節に合わせ、自分の頭皮に合うシャンプーで頭皮や髪のための洗髪を行うようにしましょう。
シャンプーの頻度とタイミングは?
まずシャンプーを行う頻度ですが、専門家の中には「毎日行うのが理想」と話す人もいます。というのも、髪の毛は新陳代謝がとても活発な箇所で、毎晩生まれ変わっていると言っても過言ではないからです。髪が生まれ変わるタイミングで、頭皮に皮脂や汚れが詰まっていたら当然綺麗な髪は生まれません。そのため、過剰な皮脂や生活の中でついてしまったホコリなどの汚れを落とすために毎日の洗髪が理想なのです。
また、一日の中でシャンプーをするタイミングは夜が理想とされています。髪が一番変化するタイミングは夜の就寝中なので、その前にしっかり綺麗にするというのが理由です。
不潔さが気になるという場合でも、自身の頭皮に合ったシャンプーが選べれば、皮脂の分泌が少ないのであまりベタつかず匂いも発生しにくいので安心してください。どうしても気になるという場合、外に出ない休日などを作り、その日にシャンプーせず放置し髪を労ってあげる日を作れるといいでしょう。
また、全体的に空気が乾燥する秋や冬も、皮脂の分泌や汗が夏に比べ半分近く減りますから、ベタつきが気にならなければ毎日シャンプーしなくてもよいとされています。ただ、外に出てしまうと意外と髪は汚れやすいので、外出が続く日などは毎日しっかり洗ってあげるといいでしょう。
シャンプーの仕方
次に、シャンプーをする前にぬるめのお湯でよく水洗いをします。シャンプー前にしっかりお湯で洗うことによって、ホコリや皮脂の汚れのほとんどを落とすことができるからです。どんなシャンプーを使っていても、この水洗いは非常に重要になります。しっかり時間をかけ洗ってあげましょう。
また、水洗いをしっかり行うと、シャンプーの泡立ちがとてもよくなるのも特徴的です。泡が立てば立つほど髪同士の摩擦を減らし傷むのを防いでくれるので、一石二鳥と言うわけです。
ただ、しっかり水洗いをしたにもかかわらず泡が立ちにくいということもあります。整髪剤が落ちていなかったり、髪を染めたばかりだったり、また皮脂の汚れがガンコになってしまっているなど様々な原因が挙げられます。この場合、無理に泡立てようとするのではなく、2回シャンプーするのをおすすめします。一度目はサッと流し、2回目にしっかり泡立てて洗うようにしましょう。
シャンプー中は、爪で頭皮をかかないように注意してください。指の腹でマッサージするように揉み込むといいでしょう。美容室でシャンプーされたときの指の感触を覚えて再現するのを意識するといいかもしれません。
リンス、コンディショナー、トリートメント
シャンプーは頭皮の汚れを落としてくれますが、髪のケアをしてくれるわけではありません。シャンプーを終えたら、リンスなどを使用してヘアケアを行いましょう。ここで覚えておきたいのは、リンス、コンディショナー、トリートメントの違いです。
リンス、コンディショナーは髪の表面をケアしてくれるのに対し、トリートメントは髪の内側に浸透しケアするのが特徴です。トリートメントは髪につけてから10分ほど放置して使用するものが多いのに対し、リンスとコンディショナーは1~2分で洗い流すことが推奨されています。
すすぎは入念に
リンスやトリートメントまで終えたら、髪をしっかりとすすぎます。ここで薬剤を残してしまうと、頭皮が傷み美しい髪になってくれないので、しっかり入念に洗い流すことが大事です。また流すお湯の温度が高いと髪が傷んでしまう原因になってしまいます。ぬるめのお湯にして流すことを意識しましょう。
以上が理想の毎日のシャンプーです。合間に頭皮マッサージを挟んだりすると、より理想的な洗髪になります。