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馬油の効果、使い方と注意点について

馬油の効果、使い方と注意点について

馬油は文字通り馬の油からできたアイテムです。馬の油と聞くと抵抗がある人もいるかもしれません。しかし、馬油には高い保湿力があり、全身に使える魅力的なアイテムです。 この記事では、馬油の効果と使い方、選ぶ際のポイントや注意点を紹介します。

馬油は文字通り馬の油からできたアイテムです。馬の油と聞くと抵抗がある人もいるかもしれません。しかし、馬油には高い保湿力があり、全身に使える魅力的なアイテムです。

この記事では、馬油の効果と使い方、選ぶ際のポイントや注意点を紹介します。

馬油とは

馬油は、馬のたてがみ・腹部・皮下脂肪からとれる動物性油脂です。主成分はオレイン酸(約35%)やパルミチン酸(約25%)で、リノレン酸なども含まれており、人間の皮脂に近い成分です。そのため、肌なじみがよく、子どもでも使用できるのが特徴です。

その歴史は古く、中国では約4,000年前から愛用されており、日本には約400年前に伝わってきました。現在、国内ではおもに九州地方で生産されています。

馬油には固形と液体のタイプがありますが、効能の違いはありません。融点が30℃~43℃のため、温度によって形体が変化します。

馬油の効果

ドラッグストアなどでも目にする馬油ですが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。ここでは、おもな効果を3点紹介します。

効果①保湿

馬油には高い保湿効果があります。

成分構成が人間の皮脂に近いため肌なじみがよく、角質に浸透しやすいのが特徴です。角質まで浸透すると油分が補われ、油膜を張ることで水分の蒸発を防止できます。

髪や唇などの乾燥対策に使用でき、全身の保湿にも効果的です。

効果②殺菌・抗酸化・抗炎症作用

表皮に油膜を張ることで外部から殺菌が侵入することを防ぎ、肌の内部まで殺菌できる作用があります。また、馬油が角質層に浸透すると酸化を防ぎます。肌の酸化はシミやシワなどの原因にもなるため、抗酸化作用によって肌トラブルを防ぐことにもつながります。

また、高い抗炎症作用も馬油の効果のひとつです。馬油は日本に伝わってきた頃から火傷の治療薬などとして親しまれてきました。炎症を抑える働きがあるため、火傷や日焼けのあとやニキビ、アトピーなど、さまざまな肌トラブルに用いられています。また、これらの作用により自然治癒力も高まります。

効果③血行促進

馬油に多く含まれているリノレン酸は、血流改善に効果的な成分です。血流が悪くなると、くすみなどの肌トラブルだけでなく、白髪や抜け毛などの原因にもなります。

馬油によって血流を改善することで、栄養素が肌や髪といった全身に行き届きます。そのため、美肌や育毛にもよいとされています。

馬油の効果的な使い方

保湿などの効果がある馬油は、全身に使用できます。ここでは、馬油の効果的な使い方を5つ見ていきましょう。

使い方①クレンジング

馬油は動物性オイルからできています。化粧品も同じく油を多く含むため、馬油はメイクになじみやすく、メイク汚れや皮脂を浮かすことができます。

馬油をサクランボ大程度手に取り、顔全体になじませてメイクを浮かせ、ぬるま湯で洗い流すか化粧水を染み込ませたコットンで拭き取ります。このとき、ゴシゴシと擦らず、じんわりとなじませてメイクを落とすことがポイントです。

濃いめのメイクであればメイク落としを使用した方がきれいに落ちますが、ナチュラルメイクであれば馬油クレンジングで十分に落とすことができます。界面活性剤などを避け、天然の成分でクレンジングしたい人におすすめです。

使い方②洗顔

馬油は洗顔にも使用でき、毛穴ケアにも効果的です。毛穴の角栓や汚れが砂利のようにボロボロ落ちる人もいると、SNSでも話題になっています。

顔全体に馬油をパックするように塗り、指の腹でくるくるとマッサージして、最後はぬるま湯で洗い流すか、化粧水をなじませたコットンで拭き取りましょう。マッサージをしていると汚れが取れてきます。ただし、強くマッサージや拭き取りをすると摩擦が起きて肌には逆効果です。摩擦がかからないようたっぷりの馬油で優しく洗顔します。

馬油自体の保湿力が高いため、洗顔後は肌がしっとりします。

使い方③全身の保湿

馬油には高い保湿効果があり、かつ全身に使えるのが特徴です。洗顔後の保湿として使えるほか、ボディークリームやハンドクリームとしても使用できます。

フェイシャルケアとして使う場合は、あずき大くらいの少量を手に取り顔全体になじませましょう。洗顔後の水分を少し残しておくと、馬油がよりなじみやすくなります。

また、馬油はボディーケアにも効果的です。保湿力が高いため、手のひび割れケアにもおすすめです。

使い方④ヘアオイル・ヘアスタイリング

馬油はヘアオイルやヘアスタイリング剤としても使用できます。

ヘアケアに使う場合は、髪を洗ってタオルドライをしたあと、髪全体になじませてドライヤーで乾かすだけです。これだけで、ヘアトリートメントの役割を果たします。また、傷んだ髪にはヘアパックもおすすめです。シャンプー前に馬油を髪全体にもみ込み、20分程なじませて洗い流せば、しっとりとした髪質になります。

ただし、使用量は少なめがポイントです。多くつけるとベタベタとした感じになるため注意しましょう。

使い方⑤リップ・ネイルケア

馬油は唇と指先のスペシャルケアにもなるため、ぜひ試してみてください。

唇にはリップパックとして使うのがおすすめです。唇をホットタオルなどで温めてやわらかくしたら馬油を塗り、ラップで覆い、5~10分待つだけでぷるぷるの唇になります。また、リップクリームの代用として使うこともできます。

爪の根元に塗り込めば、爪割れやささくれの防止などのネイルケアに効果的です。指先は荒れやすい箇所ですが、しっかりと保湿をすることで健康的な爪をつくることができます。

馬油の選び方について

多くの用途がある馬油ですが、実際に購入する際はどのように商品を選べばよいのでしょうか。ここでは、馬油を選ぶときのポイントを4点紹介します。

馬油の選び方ポイント①熱を加えない製造方法のものを選ぶ

馬油は成分上、熱・空気・光によって酸化しやすい特徴を持っています。良質な馬油を選ぶためには、製造工程で熱が加えられていないことがポイントです。

製造方法はパッケージの裏面やホームページに記載されています。馬油の製造方法は基本的に、真空蒸気精製・蒸気精製・精製の3種類です。なかでも真空蒸気精製は空気に触れない環境で蒸気によって不純物を取り除くため、質の高い馬油の製造に適しています。

馬油を購入する際は、製造方法に「真空蒸気精製」の記載があるかどうかチェックしてみてください。

馬油の選び方ポイント②遮光性のある容器

馬油は熱だけでなく光と空気にも弱い特性があるため、遮光性があり保管のしやすい容器を選びましょう。気密性が高く、光を遮ることが求められるため、茶色いガラス製の容器がもっとも適しています。茶色は光を遮る性質が高いため、ガラス瓶のなかでも茶色が特におすすめです。

ただし、遮光性の高い容器で保管しても劣化しないわけではありません。開封後は、熱・光・空気にさらされることを避けるため、光が当たらず涼しい場所に置いておくことが大切です。

馬油の選び方ポイント③使い方に合わせてテクスチャーを選ぶ

馬油のテクスチャーは、おもにクリーム・バーム・オイルの3タイプに分かれます。それぞれ使用感が異なるため、自分がどのように使用したいかによって選ぶのがポイントです。まずは、各タイプの特徴を確認しましょう。

・クリームタイプ
やわらかいテクスチャーで、伸びがよく広い範囲を塗るのに適しています。ほかのタイプに比べて保湿力が高いのも特徴です。

・バームタイプ
重めのテクスチャーで、入浴後など肌に水気がある状態で水分を閉じ込めるように使用すると効果的です。肘やかかとなど乾燥が気になる部分にピンポイントで使用するのがおすすめの使い方です。

・オイルタイプ
軽めのテクスチャーで浸透力が高いタイプです。さらりとした使用感で、ヘアオイルとしても使用できます。

馬油の選び方ポイント④事前に香りをチェック

馬油は動物性オイルのため、独特な獣臭がするのが難点です。また、馬油の香りを打ち消すために香料や精油を使用している場合があります。しかし、香料自体が苦手という場合や敏感肌で肌に合わない場合もあるでしょう。

「馬油の香りが気になる」「添加物で肌に負担をかけたくない」という人は、高度な技術で脱臭・無臭化がされているものを選びましょう。そのような商品は、パッケージに「脱臭」と記載されていますので、確認してみてください。

馬油使用時の注意点

全身に使えて高い保湿力があるなどメリットが多い馬油ですが、いくつか注意点もあります。肌質によっては逆に肌トラブルにもつながるので、正しく使用することが大切です。

注意点①酸化しやすい

先述のとおり、馬油は酸化しやすいのが難点です。酸化すると油の劣化が進んでしまいます。酸化を防ぐため、保存方法に気を付けましょう。

浴室や脱衣所のような高温多湿になりやすい環境は保存に適しません。蓋をしっかりと閉め、冷蔵庫などの冷暗所で保管しましょう。

ただし、保管方法に気を付けていても時間が経てば劣化してしまいます。1年以内には使い切るのがおすすめです。

注意点②べたつきやすい

動物性オイルという成分の特性上、べたつきやすいのも馬油の注意点です。塗った直後は特にべたべたとした感じがします。しかし、馬油は浸透力が高く肌になじみやすいという特徴も持っているため、数分すればべたつきは感じなくなるでしょう。

使用するアイテムや目的によって使用量が違うため、用量を守って使用しましょう。また、どうしてもべたつきが気になる場合は、部位によって使用量を調整したり、テクスチャーが軽めなオイルタイプを試してみたりしましょう。

注意点③肌質によってはニキビの恐れがある

オイリー肌の人は、ニキビができやすくなる可能性があるため要注意です。

馬油は動物性油脂からできているため、塗りすぎると油分が過剰になってしまい、ニキビの原因になる恐れがあります。特に、オイリー肌の場合はその傾向が強いため、皮脂分泌の多いTゾーンは使用量を減らすなど、調整しましょう。また、ニキビの誘発を抑えることが証明されているノンコメドジェニックテスト済の商品を使用するのもひとつの方法です。

敏感肌やアレルギーのある人は、アレルギーテスト済みの商品を選ぶとよいでしょう。

馬油の効果を理解し、スキンケアに活かそう!

馬油は保湿力が高く、肌だけでなく髪や唇など全身に使える美容アイテムです。また、バーム・クリーム・オイルといったタイプがあり、自分の気になる肌トラブルとケアしたい場所に合わせて使い方を選べるのも魅力です。

ただし、香りや保存方法など初めての人は気になるポイントもあるでしょう。馬油の効果と注意点を正しく理解したうえで、スキンケアに活かすことが大切です。

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