
コツやポイントを押さえて時短メイクでも高い完成度を目指そう
メイクに時間をかけたくない人は多い
朝の忙しい時間帯にメイクばかりに時間をかけられないという人はたくさんいます。しかし、時間がなくてもすっぴんで外出するわけにはいきません。できるだけ時短なメイクでも高い完成度に仕上げるためには、どんな点を工夫したり、どんなポイントを抑えたら良いのでしょうか?
一般的な朝メイクでは、まず洗顔をしてから化粧水や乳液などでスキンケアをし、その上で化粧下地やコンシーラー、そしてファンデーションを塗っていきます。ポイントメイクもリップやアイメイク、チーク、ハイライトなど、一つ一つを丁寧に仕上げているとどうしても時間がかかってしまうでしょう。
時短メイクでは時間をかける部分とかけない部分にメリハリをつけ、一つで何役もこなせるアイテムを積極的に取り入れることがコツです。
スキンケアは優秀なアイテムを素早く使うのがコツ
時短メイクにおけるスキンケアでは、いくつかのコツを知っていると便利です。
まず1つ目のコツは、洗顔しながら毛穴を開くという点です。冷水で洗顔すると、毛穴をキュッと引き締められるというメリットがある反面、次のプロセスとなる化粧水が浸透しづらいというデメリットがあります。時短という点にポイントを置いた場合、洗顔は冷水ではなくぬるま湯を使い、洗顔しながら毛穴を開くのがおすすめです。その後に冷たい化粧水を肌に乗せると、美肌成分が素早く肌の内側に浸透し、化粧水の冷たさで毛穴を引き締めることができます。
2つ目のコツは化粧水、美容液、乳液のプロセスをオールインワンタイプのアイテムを使うなどして時短することです。オールインワンタイプは化粧水から美容液、乳液、そして化粧下地まで何役も兼ね備えた優秀なアイテムです。テクスチャーはジェル状やクリーム状で、洗顔後の肌に直接乗せて使います。オールインワンを使って手のひらでパッティングするとそれだけで肌がモチモチに仕上がり、時短なスキンケアができます。
3つ目のコツは化粧下地、コンシーラー、そしてファンデーションのプロセスにおいてもBBクリームやCCクリームなど、一つで何役もこなせるアイテムを使うことです。BBやCCは化粧下地からファンデーションまでのプロセスが一つにまとまった便利なアイテム。また、コンシーラーなどを使わなくてもシミやくすみをカバーできます。
時短のポイントメイクはメリハリをつけよう
1つ目のポイントは、どこに時間をかけるのかをあらかじめ決めておくことです。例えば目力アップしたい人なら、アイメイクには時間をかけるけれど他の部分は手を抜く、というスタンスが良いでしょう。唇の血色が悪くて不健康に見えてしまうという人なら、リップのお手入れをしっかりするというのもアリです。人によってどこに力をかけると全体のまとまりが良くなるのかは異なります。そのためまずは鏡を見ながら、どこに重点をおくのが自分にとって良いのか、決めることから始めてみましょう。
2つ目のポイントは、使用するアイテムを工夫することです。例えばアイメイクならアイシャドウやアイライナー、マスカラやアイブロウなど、たくさんのアイテムがあります。しかし、これらを全て丁寧に使っていると時間がかかってしまいます。そのため時短でアイメイクをするなら、アイシャドウの濃い色を目の際に乗せてアイライナーの代わりにするとか、ボリュームアップできるマスカラを使うことで、まつ毛のエクステを省略するなどの工夫をするのがおすすめです。
またリップメイクの場合、リップスティックにグロス、リップライナーなどを全て使うと時間がかかります。そこで、マスクに隠れる部分はグロスのみにしたり、リップスティックの代わりに色付きリップグロスを使ったりするなど、使うアイテムの数を減らすことで時短メイクにすることもできます。
マスクは時短メイクの味方
マスクをして外出することが日常の一部となった昨今では、マスクをしても見えるアイメイクに力を入れ、チークやリップメイクに関しては、簡単にサッと済ませる程度にするという方法もアリです。使うアイテムを工夫し、簡単に使えて見た目が映えるアイテムを選ぶことでメイクの仕上がりを妥協することなく、満足のいく時短メイクができるでしょう。