
冬はやっぱり鍋料理♪健康や美容効果を期待できる具材やレシピをご紹介

寒い時期のご飯といえば、体もあたたまり、消化にも良い鍋料理♪さらに美容や健康にも良いならば、言うこと無しですよね。この記事では、美容と健康に気を遣う方におすすめの鍋料理の具材と、ご家庭で簡単に作れるレシピをご紹介します♪
積極的に摂りたいおすすめの鍋食材とは?
食材をしっかり煮込んでつくる鍋料理。しっかり火を通して、煮込んだつゆも一緒に食べるため、食材の栄養をまるごと摂れる調理法です。また、煮込むことにより食材のかさが減るので、生だと量を食べられない野菜もたくさん食べられます。
ここからは、栄養をたっぷり摂れる鍋料理におすすめの食材をご紹介していきます。
鶏肉

鶏肉は、たんぱく質やビタミンA、ビタミンB群が豊富に含まれており、さらに低カロリー、低脂質。
たんぱく質は、人のカラダのうち20%を構成する成分です。その上、グルコースとしてカラダを動かすエネルギーになったり、ホルモン、酵素、抗体として生命活動を支える役割も果たしています。
そんな大切なたんぱく質ですが、それを構成する20種類のアミノ酸のうち、バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、メチオニン、リジン、フェニルア、ラニン、トリプトファン、ヒスチジンの9種類は、体内で生成することができません。そのため、食事から摂取しなければならないのです。
大豆製品
通常豆類には、脂質が多く含まれています。しかし大豆は、他の豆類と比べてたんぱく質の含有率が抜きん出て多いという特徴を持っています。
さらに、腸内環境を整える食物繊維と大豆オリゴ糖や、女性ホルモンであるエストロゲンに似た作用をし、肌の若々しさを保つといわれる大豆イソフラボン、強い抗酸化作用を持ち、若返りのビタミンと呼ばれるビタミンEも含まれています♡
その上、脂質も少なく、コレステロールが全く含まれていないという、女性のカラダには特に嬉しい食品です(^^)
きのこ類

健康にいい食品として、よくメディアでも取り上げられているきのこ。実際に、ビタミンB2、ビタミンD、ナイアシン、食物繊維など、健康に役立つ栄養素がたくさん含まれています。
ビタミンB2は、体内に吸収された後、FMNやFADに変換され、糖質、脂質、たんぱく質の代謝や、エネルギーを生み出すのに役立つ酸化還元酵素の補酵素になるという、人のカラダにおいてとても大切な役割を持つ栄養素です。
きのこの中でも椎茸は、生のものよりも干し椎茸を選ぶのがおすすめ♪乾燥させる工程で紫外線に当たり、エルゴステロールがビタミンDに変化することで、ビタミンD含有量が30倍以上に増加します。また、旨味成分であるグルタミン酸も7倍以上になるため、より美味しくなるんです!
白菜

鍋料理が美味しい冬が旬の野菜である白菜。水分を多く含んでいるため、100g当たり14kcalと非常に低カロリーでありながら、甘味があり、また食物繊維が多いため、高い満足感が得られる、ダイエットにはもってこいの野菜です★
白菜の甘味は、光合成によってデンプンから変化したブドウ糖の甘味。植物は、寒ければ寒いほど、葉や茎が凍ってしまうのを防ぐため、ショ糖を多く蓄えます。そのため、寒い時期の採れたてを食べるのが白菜の甘味をたっぷり味わうコツです!
健康や美容効果に期待!簡単鍋レシピ2選
ここからは、紹介した食材を使ってつくる鍋料理のレシピを2つご紹介していきます!具材はほぼ一緒ですが、それぞれ味の方向性が違うため気分によって選べる簡単レシピです。
素材の味を楽しむ♪水炊き鍋

手順
1.鶏肉は一口大に切る。白菜は芯をそぎ切り、葉を一口大に切る。ねぎは1cm幅の斜め切りにする。しめじとえのきは石づきを取り小房に分ける。豆腐は一口大の角切りにする。
2.鍋に水で溶いた鶏がらスープのもとと鶏肉を入れて強火にかけ、沸騰したら灰汁をとり、中火にする。
3.鶏肉に火が通ったら、白菜の芯、ねぎ、豆腐、きのこを入れて、白菜が柔らかくなるまで煮込む。
4.白菜の葉を入れてひと煮立ちさせる。
5.好みで味つきポン酢、大根おろし、小ねぎを入れて食べる。
バターとにんにくの香りで食欲そそる!塩バター鍋

手順
1.鶏肉は一口大に切り、塩少々をまぶす。
2.白菜はざく切りにする。しめじとえのきは石づきを取り小房に分ける。
3.水、鶏がらスープのもと、塩、おろしにんにくを鍋に入れ、白菜、きのこを加えて沸騰させる。
4.鶏肉を入れて、火が通るまで5分ほど弱火で加熱する。
5.バターをのせ、塩胡椒をふる。
あったか鍋料理で健康と美容をキープしよう!
寒い時期の味方である鍋料理。味付けのレパートリーが豊富なので、飽きが来ないのも魅力です。そんな鍋料理も、食材選びに気をつけることで、健康と美容に良い食事になります。ぜひこの記事を参考にして、栄養満点の暖かな鍋料理で厳しい寒さを乗りきってくださいね♪